和泉屋の人々

【第11回】和泉屋 愛野工場 包装部門
包装作業の様子は、見学通路から自由にご覧いただけます。

おいしいカステラとお客様への想いを
箱の中に詰めて

愛野工場包装部門では、工場内で焼かれたカステラの四隅を切り落とし、規定のサイズに合わせてカットしたものを箱詰め、包装して段ボールに収める作業を行っています。日によって取り扱う商品は異なりますが、1日に30〜40種類ほどのカステラをフィルムで包装、梱包しています。
作業をする上で心がけているのは、衛生管理の徹底と異物の混入を見逃さないこと。工場の作業スペースに入る際には、それぞれ分単位の時間をかけて入念に手指消毒や作業服の埃除去作業などを行っています。
また、カステラには小豆や落花生、チーズ、牛乳といったアレルギー物質を使用している商品があります。これらが万が一にも他の商品に混入してしまうことがないように、1種類のカステラの包装作業が終わるたびにアレルギー成分が残らないように機械を徹底的に清掃しています。中でも「長崎カステラ チーズ」と「長崎カステラ 蜂蜜」は色もよく似ているので特に気に掛けています。
旅行シーズンやお中元、お歳暮シーズンには目の回る忙しさになることもありますが、カステラの包みを開いた時のお客様の笑顔を想像しながら、日々心を込めて丁寧に作業しております。

↑